第1回 【抗がん剤曝露対策協議会設立】

オフィス神河、オフィシャルサイトのリニューアルに伴い、今後、健康情報をお伝えしてまいります。
不定期ですが、幅広い情報をお伝えしてまいりますので、皆様の健康維持管理にぜひお役立て下さいませ。

さて、記念すべき第1回のテーマは、
「抗がん剤曝露対策協議会設立」です。

今年(平成26年)6月30日、抗がん剤曝露対策協議会が設立されました。
抗がん剤曝露対策協議会設立 http://www.anti-exposure.or.jp/

-医療者の健康被害を防止-
 抗癌剤曝露対策の重要性を啓発し、医師や薬剤師、看護師等の医療従事者の健康被害を避けるために多職種で構成する「抗がん剤曝露対策協議会」が設立され、本格的な活動をスタートさせた。これまでわが国では医療従事者への抗癌剤曝露対策が遅れていたが、同協議会の活動を通じて教育研修を進め、医療現場や抗癌剤を使用する患者、家族に重要性を周知することで、安全性確保を目指す。
 協議会の理事長には、国立がんセンター名誉総長の垣添忠生氏が就任した。副理事長には、薬剤師を代表して名古屋大学大学院医学系研究科医療行政学特任准教授の杉浦伸一氏、看護師を代表して神奈川県立がんセンター看護局長の渡邉眞理氏が就任した。
【2014. 6.30 薬事日報】

医療現場での抗がん剤汚染を防ごうと、医師、看護師、薬剤師らが「抗がん剤曝露ばくろ対策協議会」を発足させた。
 抗がん剤は、がんを縮小させる効果があるが、同時に正常な細胞も傷つけることが多い。抗がん剤を日常的に扱う看護師は、扱わない看護師に比べて白血球のDNA損傷が多く、脱毛、頭痛、めまいなどの発生率が高いという研究もある。また、妊娠中に抗がん剤を扱うと、流産率が高まるという報告がある。
 欧米には取り扱い指針などが整い、手袋やマスク、ガウンの着用や液体が外に飛び散らないような器具を使うなどしている。日本では、調剤する薬剤師の間で、ある程度の防御策があるが、看護師などが患者に点滴する際には素手ですることが多いという。
 協議会の発起人の1人の垣添忠生・国立がんセンター名誉総長は「がん患者の増加とともに、一般の病院でも抗がん剤を扱うことが増えてきた。防御体制作りを働きかけたい」と話す。
【2014. 5.30 読売新聞】

とのことです。
そんな危険極まりないお薬で本当に患者が良くなるのか、皆様はいかがお考えでしょうか?